都内でひとりといっぴき暮らしをしているmainagiです。
言わずもがな、猫が大好き!
・・・というか、もはや大好きを通り越して猫変態の域に達しています。
この記事に辿り着いた方は、きっと猫さんが大好きで大好きで、一生大切にする覚悟を決めたのに、なかなか譲渡してもらえない状況にいらっしゃるのだと思います。
わたしもそうでした。
譲渡は諦めて、野良猫探しに出掛けたほどです。
でも、ちゃんと運命の子と出逢うことができました!
体験者だから書ける、譲渡してもらうための方法を書いていきます。
なぜ譲渡してもらいたいのか?ペットショップではダメ?
まず、なぜ譲渡してもらいたいのか。その明確な答えはありますか?
何となく・・・な場合
もし、特にこれと言った信念もないのであれば、ペットショップも考えましょう。
というのも、単身者への譲渡は本当に厳しいです。
特にこれまで一度も猫を飼ったことの無い方は不利ですし、もし子猫(~3か月程度)を求めているのだとしたら、譲渡は激戦です。
ペットショップ=悪、という図式がありますが、そのペットショップで売れなかった子たちの行く末を考えてみてください。
ペットショップで出逢ったことによりその子の運命を救ったと思えば、候補として考えるのも悪くないのではないでしょうか。
お金が無い、高いと思っている場合
次に、ペットショップは高いから、お金が無いから、という理由の場合。
今一度、本当に猫を一生世話していけるのか考え直しましょう。
猫を飼い続けるには少なからずお金がかかります。
もし今手元にペットショップで買えるほどの資金も無いのだとしたら、一度資金を貯めてから行動に移すことをお勧めします。
信念がある場合
私個人の意見ですが、人間の勝手で繁殖させられて処分される動物を生み続けているペットショップやブリーダーのような仕組みが憎いです。
そこにお金を使うなんてもってのほか!猫を飼うなら絶対に保護猫!
そう決めていたため、ペットショップという選択は一切ありませんでした。
しかし!!
そんな私でも「もうペットショップに行くしかないのだろうか・・・」と心が折れてしまいそうになるほど、単身者への譲渡は厳しいものがあります。
嫌な思いをする場合もあります。
それでも保護猫を幸せにしたい!という方。
是非、その信念を忘れず、運命の子に出逢えるように頑張りましょう!
なぜ単身者への譲渡がそんなに厳しいのか
理由としてはこんな感じのことが挙げられます。
私はかつてお付き合いしていた人から結婚をほのめかされた時、彼が猫アレルギーだったことからお別れを選んだことがあります。
その当時はまだ猫を飼っていなかったにもかかわらず、です。
そんな私からすれば、人生設計において途中で飼えなくなるという状況が理解できません。
虐待なんてもってのほかです!
しかし、そんな事情は自分しか知り得ませんし、もし情熱をもってそのことえを伝えたとしても、それは演技かもしれませんよね。
保護活動をされている方は、心から動物を愛しています。
もし、万が一、億が一にも、自分が譲渡してしまった先で不幸になってしまった猫さんがいたら?
計り知れない後悔だと思います。
そして残念ながら、そういう心無いことをする人が存在するということも事実なのです。
譲渡してもらおうと探していると、すごく上からモノを言われたり、自分が絶対という態度だったり、正直保護団体が嫌になってきます。
わたしは今でも苦手意識がついたままです。なぜそんなに偉そうなのか、と。
しかし自分が譲渡する側であれば、理解もできます。
猫を譲渡してもらう方法
ではさっそく、譲渡してもらうにはどのような方法があるのか見ていきましょう!
①保護団体の方針に従う
保護団体はたくさんあります。
そして、譲渡方針やルールもその団体によって違います。
譲渡会に行かなくても、今はネットでも探したり申し込んだりすることができるので、そこの条件を確認してみましょう。
ただし、基本的にはどこの団体も誓約書、公的証明書の提示、家族情報や連絡先等の個人情報開示、譲渡時は家庭に訪問、掛かった費用(医療費等)の請求などは必須のようです。
場合によっては、譲渡後1年間は毎月写真付きメールで状況報告、団体基準を満たしていない環境の場合は指導(ベランダにネットを張れ、玄関内に柵を作れ等)が入るようです。
譲渡が許されるまでも一苦労ですが、更にこういった条件を受け入れる必要があります。
ちなみにわたしがよく見ていたサイトはこちらです☟
保護団体だけではなく個人の方も募集を出されているので、条件が厳しくないものもあります。
わたしもここで個人の方から譲渡して頂きました。
こちらは単身者の応募もOKのようです☟
②保健所や動物愛護センターで申し込む
各自治体には必ず保健所がありますので、そちらに行かれてみるのもいいと思います。
ただし、受付時間が平日の昼間だったり、講習を受けなければならなかったり、立地が不便だったりします。
小さいことなのかもしれませんが、ひとり者にはどれも厄介なんですよね。
譲渡条件は保護団体と概ね一緒です。
例えばこちらは東京都の愛護センターのページになります☟
③ボランティアから始める
動物愛護系のボランティアに参加するのも一つの手だと思います。
わたしは3.11の大震災で被災した方のペットを預かる施設でボランティアをしていたことがあります。
猫担当で登録し、自分のペース(週1、週末のみ等)で通うことができました。
ボランティアといえども、猫好きにとってはパラダイス空間です!
お掃除、ご飯の用意、遊び相手などをしますので、一度も猫を飼ったことの無い方にはお世話体験が出来て一石二鳥ではないでしょうか。
また、こういうボランティアには動物好きが集まるので、猫人脈が広がります。
ボランティアをする中で仲良くなった方に相談してみると、貰い手探しに困ったときに話が来るかもしれません。
例えばこんなところがあります☟
④動物病院に通う
通う、という言い方もおかしいのですが、動物病院には里親募集の貼り紙があるところが多いです。
個人の方が保護されて里親さんを探している場合が多いので、保護団体ほど条件も厳しくない場合もあると思われます。
飼うことになれば、そのままその病院がかかりつけのお医者さんになると思うので、そういった点でも安心です。
⑤猫インスタ等をフォローする
譲渡する際、全く知らない人よりは、インスタ等で相互フォローし合っていて、何となくでも人となりとか生活スタイルとかが分かる人のほうがいいと思いませんか?
インスタでは写真が必須なので、比較的その人の生活環境や趣味嗜好が見えてきます。
更に猫好きや猫飼い同士でフォローし合っていることが多いので、仲良くなればいろんな情報も入ってきます。
既に相互フォローしている関係であれば、保護猫団体が課すと「監視されている」と思って嫌な気持ちになってしまう条件(毎月写真で報告必須など)もハードルは高く感じませんよね!
ただ一方で、SNSはいくらでも嘘をつくことが可能であることから、虐待につながる可能性が高く、SNSでの里親募集の呼びかけは嫌煙されがちです。
知り合いの知り合いの知り合い、みたいな、実際に自分のことを知っているような人を介していたほうが可能性は上がるかもしれません。
⑥個人のツテを探す
正直、これが一番手っ取り早く、簡単です。
家族、親戚、友達、職場の人など、自分を知っている人であれば相手も安心して譲渡してくれます。
わたしは猫を飼い始めてから、職場で「子猫保護したんだけど、誰かいないかな?」と相談されることが増えました。
それ、探しているときに相談してほしかったよー!と思ったりします笑
⑦野良猫を探して保護する
これは、わたしが切羽詰まって取った行動ですね。。。笑
仕事帰りの道や家の近所などで、猫を探しながら歩き回っていました。
でもそんな時に限って姿を見せないものなんですよね。
小さい頃は、よく野良猫見かけてたのになぁ。←田舎育ち
最後にひとこと
いずれにせよ大事なのは、急がない・焦らないこと。
そんなに今すぐ飼わないといけない事情なんてないはずです。
それに、本気で猫さんを一生大切にする気持ちがあれば、必ず運命の子が現れます。
この子がいい!って決めて、真剣に申し込んでも、お断りされることはザラです。
その子はきっと、別の運命の飼い主さんと出逢うことができたんです。
気長に待ちましょう。
何度も申し込んでみましょう。
そして、出逢うまでに苦労した分、我が子が出来た時はたくさんたくさん愛情をかけてあげてくださいね。
一人でも多くのひとり暮らしさんが、運命の猫さんと出逢えますように!
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