2020年9月から、マイナンバーカードに紐付けたキャッシュレス決済によるポイント還元施策が始まります。
その還元率、なんと25%!!
しかし、この恩恵にあずかるにはマイナンバーカードの所有が必須となります。
申請手続きが面倒で、通知カードしか持っていない方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、通知カードは2020年5月に廃止されています。
引っ越しや結婚などに伴う情報の書き換えが出来なくなりますので、いずれにせよマイナンバーカードの発行は必須。
スマホをお持ちの方は簡単に発行手続きが出来てしまいますので、さっそく申請してみましょう。
通知カードとマイナンバーカードの違い
通知カード
そもそも通知カードは【住民にマイナンバーを通知するもの】で、平成27年10月中旬以降、住民票を有する全ての住民に対して配布されています。
通知カードはマイナンバーカードの代わりとして使用できていましたが、あくまでマイナンバーカードの発行手続きをするまでの仮のカードであって、正式なものではありません。
ちなみに、多くの人が活用しているふるさと納税でも、ワンストップ申請をするための提出書類としてマイナンバーカードまたは通知カードのコピーが必須となっていますよね。
2020年5月の通知カード廃止に伴い、こういった手続きにも通知カードは使用できなくなる可能性があります。
マイナンバーカード
マイナンバーカードは、自分で申請しないと発行されません。
通知カードが紙素材であるのに対し、プラスチック素材でできています。
顔写真も入った、正式な身分証明書となります。
現状、発行手数料は無料となっていますが「当面の間無料」という但し書きがあるので、いつか有料になる可能性も。
いずれにせよ、マイナンバーカードの発行は早めにしておいた方が良さそうです。
マイナンバーカードの申請方法
申請方法は4択です。
使える証明写真(直近6カ月以内)を持っている方は郵送でも可能ですが、切手代が掛かります。
とにかく簡単&1円も掛からないのは、スマホで申請する方法!
以下で解説していきます。
尚、スマホ申請以外をお考えの方はマイナポイント事業の公式HPをご確認ください。
実践!2分で完了するスマホ申請
スマホでの申請はとってもカンタン♪
あっという間に終わってしまうので、今すぐ実践してみましょう。
用意するもの
顔写真
・直近6ヶ月以内に撮影
・正面、無帽、無背景
・白黒の写真でも可
※顔写真が規格外(暗い、トリミングができない等)である場合不備となることがありますのでご注意ください。
街中の証明写真機でわざわざ700円出して撮影しなくても、スマホカメラで自撮りすればOK!
ただし、インスタなどに載せる写真ではないので加工はNGです。
背景も無色の場所(壁の前など)を選びましょう。
白黒写真もOKというのは驚きです。
個人番号カード交付申請書
郵送された通知カードの下についている、個人番号カード交付申請書を用意しましょう。
ここに記載されている申請書ID(半角数字23桁)が必要です。
尚、申請書IDはマイナンバー(個人番号)とは違う数字なので注意しましょう。
手順
【STEP1】QRコードを読み込む
スマホで個人番号カード交付申請書のQRコードを読み取ります。
QRコードを読み取れば、申請書IDが自動的に入力されるのでとってもラクチン!
QRコードリーダーの無い方はオンライン申請サイトにアクセス。
【STEP2】メールアドレスを登録
入力画面に従って、以下3項目を入力します。
・申請書ID(QRコードで読み込んだ場合は不要)
・メール連絡用氏名
・メールアドレス
【STEP3】顔写真の登録
登録したメールアドレス宛に、申請者専用WEBサイトのURLが送られてきます。
URLをクリックし、スマホのカメラで撮影した顔写真を登録しましょう。
【STEP4】申請情報登録
顔写真の登録が完了したら、画面に従って以下項目を入力していきます。
・生年月日
・電子証明書の発行希望有無
・氏名の点字表記希望有無
電子証明書や点字は任意なのでアリナシどちらでもOK!
コンビニで住民票の写しなどの公的証書を発行したい場合は、電子証明書はアリにしておきましょう。
申請完了
全ての必要事項を入力し送信すると、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届きます。
申請内容に不備があった場合には1週間程度でメールに連絡がくるようです。
スマホでの申請は以上となります。
思ったよりも簡単だったのではないでしょうか。
入力項目も少なく、証明写真の撮影&提出も簡単なので、あっという間に完了しますよ。
マイナンバーカードはいつ届くの?
発行までにかかる期間は、通常時で1カ月程度とされています。
ただし、現在はコロナによる定額給付金の申請手続きや、マイナポイント還元に向けたマイナンバーカードの発行が集中している時期。
少し余裕をもって申請しておきたいですね。
還元率25%のマイナポイントについてはこちらをチェック☟
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